取替投資

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戦略的意思決定会計の代表例である取替投資の自分用解法メモ。

CF=営業利益×(1−税率)+減価償却費±運転資本−投資額

この式を呪文のように覚えるのは金輪際やめて、

  • <CF計算>(営業CF=営業利益×(1−税率)+減価償却費)
  • <投資&処分>(投資CF=−投資額±運転資本)

に分けて計算する。

<CF計算>

目的は、税引き後キャッシュ・フローを算出すること。

ポイントその① 計算過程で使用する利益は、税引前当期純利益ではなく、営業利益。理由はこれ。

金利費用は資本コストとして割引計算の過程で考慮されているので、・・年々のキャッシュ・フローの計算に組み入れない(意思決定会計講義ノート)。

ポイントその② 新設備と現有設備で生じる収益や費用等の増分を算出する。

これらを踏まえて、差額P/L(営業利益段階まで)から営業CFを出すまでを、「新−現(シンゲン)」表を使って一発整理。

┌─────┬─────┬─────┐
│     │  新  │  現  │
├─────┼─────┼─────┤
差額収益 │  100  −  31
├─────┼─────┼─────┤
差額費用 │  50  −  40
├─────┼─────┼─────┤
差額dep  │  18  −  9
├─────┼─────┼─────┤
営業利益 │  50
├─────┼─────┼─────┤
営業CF  │  48
└─────┴─────┴─────┘

1〜2年目、3〜5年目で利益等変わるなら、列分ける。

固定資産売却損益とか除却損(特別損失)を上記P/Lに入れると、営業外費用を巻き込んでワケわかんなくなるので絶対やめる。営業利益段階でストップ。

<投資&処分>

割引計算のポカミスを防ぐために、図で整理する。

まずは新設備を導入する場合。現有設備は売って(下取り)、新設備を買う。現有設備を売った時には税効果が発生する。新設備でCFをガッツリ稼いで、最終年度に処分する。売却するのか除却するのかわからないけど、こちらも税効果が発生する。運転資本は初年度発生(CFマイナス)、最終年度に同額戻る(CFプラス)。

1

そして現有設備を使い続ける場合。これまでどおりのキャッシュを生み出し、これまでどおりのdepが発生。最終年度に処分するなら、税効果忘れずに。

2

投資&処分の計算も、差額(増分)でやる。「新設備を導入する現有設備を使い続ける」を図を見ながら計算すれば間違いなし。新設備を導入した当初のCFは「投資CF」で、最終年度あたりのCFは「処分CF」。

これで各年のFCFが出せる。

FCF(n)=営業CF(n)+投資CF(n)

割り引いて全部足せば、NPV。

NPVが正なら投資すべき。独立投資じゃなくて排他的投資なら、NPVが大きい方。

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