事例4 ファイナルペーパー

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経営指標
短所
自己資本比率 30パーセント。
短所は、安全性の低さである。原因は、借入依存の資金調達と、過少な内部留保により、資本構成が悪化しているため。
当座比率 100パーセント。(流動資産マイナス棚卸資産−その他流動資産)
短所は、当座支払能力の低さである。原因は、①調達面で、短期借入依存の資金調達や過大な仕入債務があり、②運用面は、収益性低下による現金不足で、資金繰りが悪化しているため。
流動比率 150パーセント。
短所は、安全性の低さである。原因は、①調達面で、短期借入依存の資金調達であり、②運用面は、収益性低下による現金不足で、資金繰りが悪化しているため。
固定長期適合率 75パーセント。
短所は、安全性の低さである。原因は、①調達面で、長期借入依存の資金調達、②運用面では、過剰な設備投資で、長期的な調達と運用の適合性が低いため。
棚卸資産回転率 30パーセント。
短所は、棚卸資産の投資効率の低さである。原因は、見込生産による在庫増大と、商品の売上高への貢献度が不足したため。
有形固定資産回転率 3パーセント。
短所は、固定資産の投資効率の低さである。原因は、遊休資産の増大と設備の老朽化により、設備の売上高への貢献度が不足したため。
売上高総利益率 30パーセント。
短所は、総利益段階での収益性の低さである。原因は、①売上面で、従来型製品の販売により利益率が低下し、②費用面で、人件費負担が増大したため。
売上高営業利益率 3パーセント。
短所は、収益性の低さである。原因は、①売上面で、競争激化による低価格販売で利益率が低下し、②費用面で、販管費負担が増大したため。
売上高経常利益率 3パーセント。
短所は、収益性の低さである。原因は、①売上面で、競争激化による低価格販売で利益率が低下し、②費用面で、借入金による利息負担が増大したため。
改善策
自己資本比率
当座比率
流動比率
固定長期適合率
棚卸資産回転率
有形固定資産回転率
売上高総利益率 ①材料費は、仕入先の変更や価格交渉で抑え、②労務費は、作業方法見直しで生産性を高める。また、③・・して、採算性を高める。
売上高営業利益率
売上高経常利益率
キャッシュ・フロー
営業マイナス、投資マイナス、財務プラスのキャッシュ・フロー分析を述べよ D社は、①営業面では、過少な利益と過剰在庫、支払利息負担などで資金獲得力が低く、②投資面では、CF改善効果の低い設備投資等を行い、③財務面では、不足資金を借入金で賄う、不健全なCF経営である。(トータルでマイナスでもプラスでもどちらでも不健全)
営業マイナス、投資プラス、財務プラス(トータルでマイナス)のキャッシュ・フロー分析を述べよ D社は、①営業面では、過少な利益と過剰在庫、支払利息負担などで資金獲得力が低く、②投資面では、備品売却、③財務面では、短期借入などを行ったが、全体では支出超過となり、不健全なCF経営である。
その他論点
自己資本に対する負債の割合(負債比率)の大小が、D社の自己資本利益率の変動にどのように影響するのか 総資本営業利益率が利子率を上回ると、負債比率が高いほど自己資本利益率は高くなり、総資本営業利益率が利子率を下回ると、負債比率が高いほど自己資本利益率は低くなる。(これは財務レバレッジの問題であって、財務レバレッジ効果の問題ではない。財務レバレッジとは、総資本÷自己資本である。)
財務レバレッジ効果 自己資本利益率=総資本利益率+(総資本利益率−利子率)×負債比率
他人資本で資金を調達することで、自己資本のみで事業を行うより、ROEを大きく増減させる
営業レバレッジ 売上高の変化が利益の変化に及ぼす影響が小さくなり、経営リスクが低下する。
株式発行による資金調達案と、借入による資金調達案が、企業価値にもたらす影響を述べよ 株式調達案に比べて借入調達案のほうが、支払利息の節税効果の現在価値分だけ企業価値を高めている。
負債による資金調達は、D社の企業価値にどのような影響をおよぼすか 負債による調達は、支払利息の節税効果の現在価値分だけ企業価値を高めている。
負債による資金調達は、D社の経営成績や財政状態にどのような影響をおよぼすか 負債の増加は、①経営成績に対し、支払利息の増加で収益性低下の影響を及ぼし、②財政状態に対しては、借入依存度が高まり長期的な安全性が低下する影響を及ぼす。

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