H27 事例3 ベスト答案

スポンサーリンク
スポンサーリンク

第1問(設問1)

C社が自動車部品分野に参入する場合、強みとなる点を2つあげ、それぞれ40字以内で述べよ。

生産面で、鋳造工程における高い生産能力や、機械加工・塗装工程に対応した一貫生産体制がある。

営業面で、中堅エンジニアがもつ鋳造技術の知識や、新市場の開拓力などによる、提案営業力がある。

第1問(設問2)

自動車部品の受注獲得は、C社にとってどのようなメリットがあるのか100字以内で述べよ。

メリットは、①受注量の季節変動が大きいマンホール蓋に対し、安定した受注量が期待できる。また、②受注確定後の生産なので、製品在庫が不要となる。更に、③自動車部品の新規受注のため、技術の蓄積が可能となる。

※補足 マンホール蓋(見込生産)の多品種、受注量の季節変動などの記述が材料となる。

第1問(設問3)

自動車部品の受注獲得には、自動車業界で要求される短納期に対応する必要がある。そのためにはどのような改善策が必要なのか、100字以内で述べよ。

C社は、①鋳造工程へのかんばん方式導入で仕掛品を削減するとともに、②散在する仕掛品の整理整頓など5Sを徹底し、③機械加工工程における設備間で仕掛品置き場を定位置化するなどし、製造リードタイムを短縮する。

※補足 製造現場の改善として、仕掛品のスペースや置き場の話が材料となる。

第2問

C社の設備投資は、鋳造工程が優先されてきた。これによって生産工程に生じている問題点と、その改善策を100字以内で述べよ。

問題点は、機械加工工程がネック工程となっていること。改善策は、①治具交換の自動化等の設備改良、②製品運搬・機械調整の内段取りの外段取り化、③製品脱着作業の標準化・マニュアル化などで、設備稼働率を高める。

第3問

C社は、納期遅延の解消を目的に生産管理のIT化を計画している。それには、どのように納期管理をし、その際、どのような情報を活用していくべきか、120字以内で述べよ。

納期管理の方法として、①全工程で生産計画を立案し、②段取回数基準ではなく納期基準で加工順を決定する。その際、①受注処理、生産計画、生産統制、在庫管理などの生産管理情報や、②顧客要望、仕様書などの受注情報をデータベースで一元管理して活用する。

※補足 生産計画についての記述(受注処理、生産計画、生産統制、在庫管理などを統合したIT化の検討まで)が材料となる。

第4問

海外製品との競争が厳しい時代のなかで、今後もC社は国内生産を維持する考えである。そのためにC社が強化すべき点は何か、その理由とともに140字以内で述べよ。

C社は、①農業機械・産業機械部品の受注量は増加傾向であるため、受注量の増加に向けた提案営業力を強化し、②若手人材確保が難しく高齢化が進んでいるため、若手人材の採用・育成を強化する。さらに、③顧客からの軽量化・複雑形状化の要求があるため、新規受注や技能承継により鋳造技術向上を図る。

※補足 現在の課題と、第3問までに使用した材料以外を使用する。

事例の概要はこちら

私の再現答案はこちら

ベスト答案の作成においては、MMCとTBCの模範解答の一部を参考にしています。

事例3は、MMCが最も的確に与件の材料を使用していました。私のベスト答案もほぼMMCっぽくなってしまいましたが、改良の余地がないくらい素晴らしかったです。

事例1・2に比べて、事例3だけはファジーな要素が少なく、よく練られた与件と設問であり、もしかしたら100点を狙える科目なのかもしれません。

この記事も読まれています
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です