H23 事例4

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CF計算書を作る問題で、減価償却費がわからない(明示されていない)ときどうするか。イマイチ理解できてなかったので、再度考えてみました。

まずはT勘定から。

スクリーンショット 2015-09-17 23.56.28

有形固定資産のT勘定から、「首+取得=dep+売却+末」の関係が成り立つ。

ここで、減価償却の表示が間接法の場合、首→首−首るい、末→末−末るい、となるので、

首−首るい+取得=dep+売却+末−末るい

これを変換して、

dep=(首−末)−(首るい−末るい)+(取得−売却)

となります。一旦、与件の貸借対照表の数値を当てはめてみます。

スクリーンショット 2015-09-18 0.11.23

dep=(851−851)−(490−468)+(取得−売却)

  =−22+(取得−売却)

減価償却累計額の差額だけ見ても、どれだけ「減価償却」されて、どれだけ「取得(売却)」されたかわからない。

そして、取得と売却がわからない以上、減価償却費がわからない。うーん。

で、問題の貸借対照表をもう一度見てみる。

スクリーンショット 2015-09-18 0.11.23

ここでようやくわかった。有形固定資産(土地+建物・機械装置)の期首簿価と期末簿価に変化がない=取得も売却も発生しなかった、ということ。

そうだよね、取得・売却があれば、(間接法なら)有形固定資産の簿価が変化するはずだもんね。(逆に直接法なら、有形固定資産の簿価の変化だけではそれが減価償却されたのか取得・売却されたのかわからなくなる)

従って、

dep=−22 →(末るい−首るい)が丸々depになっている

つまり減価償却費=22が確定します。

さて、減価償却費は営業CFにプラスの効果をもたらすのは当然ながら、減価償却累計額の増加(つまり有形固定資産の減少)は投資CFにプラスの効果をもたらします

このロジックが体感でわかりにくい。「首」「末」の裏に「るい」が隠れていることをイメージしないといけない。「首−首るい」「末−末るい」なんだよなぁ。

当たり前のことをダラダラ書き連ねてしまいましたが、前より理解が深まりました。

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