三段論法が間違ってませんか?(ビジネスマネジャー検定試験公式テキスト)

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間違っていると思われる箇所は、2015年3月10日発行の第13刷、ビジネスマネジャー検定試験公式テキストの165ページです。

演繹法の一種として三段論法があります。これは「大前提」と「小前提」から「結論」を導き出す商法で、「AはBである」という一般的・普遍的なルールである大前提に「CはBである」という具体的な事実である小前提を当てはめて、「CはAである」という結論を導き出します。

問題は、この部分なんですよね。

大前提:AはBである

小前提:CはBである

結論:CはAである

AとかBとかCとか使うからややこしくなるんですけど(笑)ちょっと具体例に当てはめて考えてみましょう。

三段論法といえばこれ!という有名な例です。

大前提:すべての人間は死ぬ

小前提:ソクラテスは人間である

結論:ソクラテスは死ぬ

なんで「死ぬ」とかいう言葉が三段論法の代表例として使われるのかなって、毎回疑問なのですが、それはさておき。

大前提を「AはBである」としてみます。A=人間、B=死ぬ、です。そうすると、残りのC=ソクラテス、ということになります。

大前提:すべての人間は死ぬ ・・・AはBである

小前提:ソクラテスは人間である ・・・CはAである

結論:ソクラテスは死ぬ ・・・CはBである

赤字の部分が、公式テキストと逆になります。ちなみに公式テキストのA、B、Cどおりの順番で文を構成してみるとこうなります。

大前提:AはBである →すべての人間は死ぬ

小前提:CはBである →ソクラテスは死ぬ

結論:CはAである →ソクラテスは人間である

ソクラテスが人間であるかどうかの前に、いきなりソクラテスが死んじゃってるし(笑) ソクラテスがもし生き物でなければ、「ソクラテスは死ぬ」ということは言えないので、この論法は誤りです。よって、公式テキストは間違っています。修正してほしいですね。

ちなみにここからは試験のポイントですが、「AはBである」を、大前提に当てはめるか、小前提にあてはめるかで、A、B、Cを使った結論が変わってくるので要注意です。

さきほどは大前提を「AはBである」としましたが、こんどは小前提を「AはBである」としてみると・・

小前提:ソクラテスは人間である ・・・AはBである

大前提:すべての人間は死ぬ ・・・BはCである

結論:ソクラテスは死ぬ ・・・AはCである

問題を作る側としては、大前提と小前提の順番を入れ替えることで、ABCの順番を混乱させることができます。これ、ひっかけ問題になりそうですよね。

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