残り8日

スポンサーリンク
スポンサーリンク

H26 事例4 第2問でずーっと引っかかっておりました。
まずAAS関西さんの解答を見てみると、

・営業利益=売上高 46,200-売上原価 11,550-販売一般管理費 32,650(人件費 19,500+ 店舗貸借費 3,000+その他経費 7,150+減価償却費 3,000)-備品除却損 2,000=0

・税引後営業利益 =0

・予想税引後キャッシュフロー=0+減価償却費 3,000+備品除却損 2,000=5,000(千円)

営業利益の中に「備品売却損」が含まれています。固定資産除却損は「特別損失」の科目ですので、解法が間違っているのではないかと思います。ただし、最終値は合っています。

次にAAS東京さんの解答。

減価償却費=15,000÷5=3,000 であるため、

営業利益=(42,000×1.1-10,500×1.1)-(19,500+3,000+6,500×1.1+3,000) =2,000

また、除却損=10,000÷5=2000 であるため、

税引前利益=2,000-2,000=0

よって、税引後キャッシュフロー=0+3,000+2,000=5,000 千円(答え)

営業利益に特別損失を加えて、税引前(当期純)利益を算出した上で、税引後キャッシュフロー=税引前当期純利益+減価償却費+特別損失という、P/L当期純利益とCF計算書経由の求め方で出しているようです。これはこれで納得ですが、経由するやり方はどうにも苦手。

一方でAAS名古屋さんの解答。

・減価償却費=15,000÷5 年=3,000 (千円)

・営業利益=売上高―売上原価―販売費・一般管理費

=(42,000×1.1-10,500×1.1)-(19,500+3,000+6,500×1.1+3,000)=2,000 (千 円)

・除却損は残存簿価 1 年分=2,000(千円)(既設の備品の減価償却費=10,000÷5 年=2,000)

・税引後キャッシュフロー=税引後営業利益+減価償却費+除却損(節税効果)

=2,000×(1-0.4)+3,000+2,000×0.4=5,000 (千円)

私としてはこれが一番わかりやすいのですが、税引後キャッシュフロー=税引後営業利益+減価償却費が原則。ここに、税効果を加減算するという考え方。

兎にも角にも間違えちゃいけないのは、フリーキャッシュフローと混同してしまうこと。「税引後キャッシュフロー」が何を意味するのか、その定義がどこにも載っていないのがつらいところですが、まずはフリーキャッシュフローと混同してはいけない。

次に、税引後キャッシュフローをどのように求めるか。

(求め方1)税引後営業利益+減価償却費ベース

(求め方2)P/L当期純利益とCF計算書経由

求め方2の方が確実ですが、どうもやり方がスマートじゃないと思うのです。当期純利益までたどり着かないといけないし、特別損失を足したり引いたりしている。

私としては、税引後営業利益+減価償却費ベースで、税金を増減させる要因として、売却益や売却損による税効果がある、というのを反映させるほうがスマートじゃないかな、と思っています。

大手受験校やネット上の情報だと、自分たちの都合のよいように式をはしょったりしていて、もっと厳密な定義をしっかり教えてもらいたいですね(怒)。

こんなことを悶々と考えてるうちに一日が終わってしまったのですが、今日はLECの出題予想セミナーに参加してきました。セミナーの先生は、事例4ではキャッシュフローが出るんじゃないか、と予想されていまして、私もそう思います。その他、いくつか有意義な情報を得ることができました。

この記事も読まれています
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です